Androidで「新しいデバイスのアプリ開発」をチャレンジしてみませんか? そういう開発者向けのセッションの紹介です。奮ってご参加ください。
「オーケー、グーグル」で始まるGoogle homeなどのスマートスピーカー。そのクラウド側ではグーグルアシスタントという仕組みが動いて、対話や、認識や、家電連携を実現しています。音声がユーザーインターフェイスとなるので「VUI」と呼ばれることもあります。昨今このアシスタントの開発書籍を出版されました、里山さんと一円さんに、音声アプリの開発についてわかり易く解説いただきます(どうもこの書籍、バザール会場で販売もしているそうです)。Androidのアプリ開発がマンネリに感じたアナタ、ちょっと刺激がある音声のアプリを開発チャレンジしてみませんか。会場でお待ち申し上げています。
また、「車向け」のアプリ開発してみませんか? Androidの世界でも「車」の話題が盛りだくさん。Android autoはGoogle純正の車載機向け開発環境ですが、同じようにフォードやトヨタから「SDL(スマート・デバイス・リンク)」という開発の仕組みが提供されています。これを用いると、SDL対応の車にスマートフォンから表示を操作できるようになるシロモノ。車の車速情報なども取れ、Android Studioで開発できるようになっており、自由にアプリ開発できます。こちらを、今年のAndroidのPWA勉強会で登壇して頂いている柴田さんにご説明頂きます♪
■タイトル「スマホでもスピーカーでも!誰でもできるGoogleアシスタントアプリ開発」
【13:00~13:45 9階第3研修室】
家電量販店でよくみかけるようになったGoogle Homeや、TVCMでよく見る、スマホで「OK, Google.」を行うシーン。Googleアシスタントは、様々なデバイスで動作するのが特徴です。今回は、Googleアシスタントアプリ開発の概要を説明した上で、スマホやGoogle Home向けにどのようにアプリを出し分けるのかを説明致します。
登壇者:
里山 南人 株式会社ビデオマーケット Product Manager / VP of Engineering
SIerやITコンサル、サイバーエージェント、GMOグループ、DeNA、ヤフー株式会社を経て現職に。自社サービスの責任者としてプロダクトのグロースに携わる傍ら、Androidのエンジニアコミュニティ「Shibuya.apk」の運営メンバーとして活動。また、エンジニアカンファレンスなどでの登壇なども行っている。
一円 ヤフー株式会社 Engineer
2015年、ヤフー株式会社にエンジニアとして入社。以来、「Yahoo! カーナビ」と「Yahoo! MAP」のAndroid開発に従事し、一貫して位置情報にかかわるサービスや機能開発に従事している。
■タイトル「Androidで広がる車のアプリ開発 ~SDL対応アプリ開発入門とAndroid Auto~」
【15:00~15:45 9階第2研修室】
SDL(Smart Device Link)は、スマホアプリと車載機を連携させ、クルマの中で安全かつ快適にスマホアプリを利用できるようにする ための規格。国内の自動車(四輪・二輪)メーカー10社も参加しており、まもなく車載機単体の製品も登場する。となるとAndroid Autoと何がどう違うのかが気になるところ。本講演では、そのあたりから話を始め、SDLのしくみを簡単に解説したあと、実際のSDL対応Androidアプリの開発方法をやさしく詳しく解説する。また々
開催されるSDLアプリ開発コンテストについても紹介する。
登壇者: 柴田 文彦 フリーランス エンジニアリングライター
1984年から1999年まで富士ゼロックス(株)勤務。退社後は、フリーランスとして、雑誌記事、書籍の執筆、プログラミング入門講座などの企画、テキスト製作、講義などに携わる。