タイムテーブル

基調・特別講演トラック

10:00
基調特別招待講演トラック(本多記念国際会議場 T0)
開会宣言
石塚宏紀
ABC 2016 Spring 実行委員長
10:10
基調特別招待講演トラック(本多記念国際会議場 T0)
Google TensorFlowとAndroidが繋がる未来
佐藤 一憲
Google Cloud Platform Developer Advocate
有山圭二
有限会社シーリス 代表
【 講演内容 】
Googleでは、自社内で活用してきた機械学習のフレームワークであるTensorFlowを昨年11月にオープンソースとして公開しました。一方で、Google Cloud Platform内にて、Cloud Vision APIなどの機械学習モデルをつかったユニークなAPIを公開及び販売を開始しています。Androidの中で膨大なデータを使った機械学習をすることはできませんが、これら機械学習プラットフォームで生成された分析モデルは、Androidを始めとするスマートフォンの中で十分に動作する可能性を秘めています。 本講演では、有山圭二氏より、TensorFlowによって生成されたモデルをAndroidに組み込んで動作させたアプリ実装事例やハマりやすいポイントについて解説いただき、その後、佐藤一憲氏(Google Cloud Platform Developer Advocate) からGoogleが持っているTensorFlowを始めとする機械学習技術やGCPのAPIについて詳しく紹介いただき、機械学習モデルによって大きく変わるアプリ開発の未来について日本Androidの会の皆さんと語らいたいと思います。

11:10
基調特別招待講演トラック(本多記念国際会議場 T0)
ビッグデータと機械学習が変えるソフトウェア開発
田丸 健三郎
日本マイクロソフト株式会社
業務執行役員 ナショナル テクノロジー オフィサー

92年にマイクロソフト入社。米国Microsoft Corporationにて、主にメッセージング、ディレクトリ製品の開発を担当。機械学習によるコミュニケーションデータの分析、モデル化に従事した後、日本マイクロソフト株式会社への移籍後は、アジア地域 におけるサーバー製品開発グループの統括責任者を務め、09年10月より現職。

【 講演内容 】
ビッグデータ、IoT、機械学習といったキーワードが世の中を賑わせると同時にデータサイエンティスト不足が叫ばれています。ビッグデータ、IoTが持つ意味、ソフトウェア、サービス開発へのインパクト、そして今何が変わろうとしているのかについてマイクロソフトの視点から紹介します。この他、機械学習の研究動向、最新のサービス同行についても紹介します。


Next tech strategiesトラック

13:00
Next tech strategiesトラック(本多記念国際会議場 T0)
「さくらのIoT Platform」について
田中 邦裕
さくらインターネット株式会社 代表取締役社長

1978年、大阪府生まれ。1996年に国立舞鶴工業高等専門学校在学中にさくらインターネットを創業。当時国内ではまだ珍しかった共有ホスティングサービス(さくらウェブ)を開始。高専卒業後に有限会社インフォレストを設立し事業を継承、代表取締役へ就任。1999年にはさくらインターネット株式会社を設立し、月額129円から始められる低価格レンタルサーバ「さくらのレンタルサーバ」の開発に自ら関わる。その後、最高執行責任者などを歴任し、2008年より現職。インターネット業界発展のため、各種団体に理事や委員として多数参画。趣味はプログラミングと旅行、アニメ観賞など。
Twitter @kunihirotanaka

【 講演内容 】
様々なサービスが登場している最近のIoT界隈ですが、今回は、さくらが提供する「さくらのIoT Platform」についてご紹介させていただきます。

14:00
Next tech strategiesトラック(本多記念国際会議場 T0)
農業分野におけるIoTの取り組みとその課題
【コーディネーター】岡安 崇史
【パネリスト】小林 晋也 / 下村 豪徳 / 中川 幸哉(@Nkzn)
【パネリスト・オーガナイザー】持田 宏平

岡安崇史
1999年3月 九州大学大学院農学研究科博士後期課程修了
1999年3月 農学博士(九州大学)の学位取得
1999年4月 九州大学ベンチャービジネスラボラトリー非常勤講師
2001年4月 九州大学大学院農学研究院学術特定研究者
2002年1月 九州大学大学院農学研究院助教授
2007年4月 九州大学大学院農学研究院准教授
IoTの農業への利活用について研究を行っています.圃場環境の計測,農作業履歴の収集,作物生育状態の評価等を行うための情報化農業支援システム“Agri-eye”の開発し,現場での実証試験を重ねています.その中で農家にやさしいシステムやインターフェースとは何か?についても注目しています.SNSを活用した「つながる農業」の実現にも取り組んでいます。

小林晋
北海道帯広市出身。2004年株式会社スカイアークを創業、代表取締役に就任。日本シェアNo.1 CMS「Movable Type」の拡販を行い、160社の大企業顧客開拓と1000社を超える製品販売実績を達成(代表取締役は現任)。2014年に株式会社ファームノートを立ち上げ、代表取締役に就任。

下村豪徳
1977年 富山県の農家生まれ。
1997年 某大手製造業の情報システム会社入社。主に組立加工向けの生産管理、購買管理業務の開発及び、SEとして従事。SCM(supply chain management)構築の提案営業を経験し、複数の中堅中小企業のB2B構築を支援。
2009年 事業分社化。営業企画部長、支店長を経験し2012年退職。
2013年 株式会社笑農和を創業し、代表取締役に就任。

中川幸哉(@Nkzn)
農作業記録システム「アグリノート」を初めとして、各種農業向けサービスのモバイルアプリを開発しているエンジニア。
2011年の創業初期に入社し、当時はIT農業のアーリーアダプタにあたる先進的な農家・農業関係者へのカスタマーサービスも担当していた。農業ITを始める前からAndroidコミュニティに積極的に参加しており、ABCは2009 Fallが初参加で、スタッフにも数回携わった。


持田宏平
2004年島根大学大学院生物資源科学研究科を修了、株式会社セラクに入社。エンジニアとしてWEBアプリケーション、スマートフォン向けアプリケーションの開発に従事。
2010年には担当したiOS向けゲームアプリ「天ぷら侍」がAppStoreゲームカテゴリで1位を獲得。
2011年からはAndroidを使ったIoTプロダクトの試作に取り組み、2012年「スマート洗面台」、2013年に「スマート野菜工場」を発表。
2014年10月に施設園芸向け環境モニタリングサービス「みどりクラウド」を立ち上げ、2015年11月からサービスの提供を開始。
2004年島根大学大学院生物資源科学研究科を修了、株式会社セラクに入社。エンジニアとしてWEBアプリケーション、スマートフォン向けアプリケーションの開発に従事。
2010年には担当したiOS向けゲームアプリ「天ぷら侍」がAppStoreゲームカテゴリで1位を獲得。
2011年からはAndroidを使ったIoTプロダクトの試作に取り組み、2012年「スマート洗面台」、2013年に「スマート野菜工場」を発表。
2014年10月に施設園芸向け環境モニタリングサービス「みどりクラウド」を立ち上げ、2015年11月からサービスの提供を開始。

【 講演内容 】
農業が抱える様々な課題を、IoTを活用することで解決を図る取り組みが全国で行われてきています。今回は、農業におけるIT活用を研究されている九州大学岡安准教授をコーディネーターとしてお迎えし、農業生産分野におけるIoT製品・サービスを提供されている4社のパネリストと製品の概要、利用している技術、および、IoT製品・サービスを提供していく中での現場における課題について議論していただきます。

15:00
Next tech strategiesトラック(本多記念国際会議場 T0)
5Gモバイルネットワーク時代のアプリケーションについて
岩浪 剛太
株式会社インフォシティ代表取締役 / 第5世代モバイル推進フォーラム(5GMF)アプリケーション委員会委員長

2014年第5世代モバイル推進フォーラム(5GMF)アプリケーション委員会委員長に就任し、現在、総務省電波政策2020懇談会サービスWG、放送を巡る諸課題に関する検討会などの構成員を務める。
その他、一般社団法人デジタルメディア協会(AMD)理事、一般社団法人映像情報メディア学会(ITE)副会長、総務省の情報通信審議会及び放送・通信関連各種研究会構成員、早稲田大学非常勤講師などを歴任。

【 講演内容 】
現在、5Gモバイルネットワークの研究開発は世界各国で既に始まっており、日本においても2014年9月末に第5世代モバイル推進フォーラム(5GMF)が結成され、研究開発及び標準化に向けた議論が始まっています。 無線通信の広帯域化はもちろん、超低遅延、超多数の端末収容の実現などに向けた対応が想定され、また、コアネットワークには無線アクセスの進化に対応し、大容量なトラフィックを柔軟に効率よく転送し、アプリケーションの動作を支援するためにネットワーク内での情報処理が想定されるなど新しい機能が検討されているところです。 一方、アプリケーション側にもこれまでにない進化が期待されています。実装対象端末の拡大、アプリケーションの目的の拡大、アプリケーションの対象の拡大等、進化した5Gモバイルアプリケーションの普及は実社会や人々の生活に大きな変革をもたらすでしょう。 今回は5Gモバイルネットワークの概要及び、5G時代のアプリケーション開発について説明します。
【後日の講演配信は行いません。】

16:00
Next tech strategiesトラック(本多記念国際会議場 T0)
「ニューラル・ネットワークと技術革新の展望  + Project Ara への期待 」
丸山不二夫
日本Androidの会 名誉会長

これまで、Java、クラウド、Android等のオープンソースのコミュニティに参加してきました。現在は、「ニューラル・ネットワークと技術革新の展望」をテーマに、技術者向けの連続講演会「マルレク」を主宰しています。Project Araに関心を持っています。

【 講演内容 】
<まず、学ぶことから始めよう> モバイルとクラウドの時代が始まって10年が経ちました。次の10年を展望した時、AI技術が、その新しい技術的中核として登場しようとしています。 ただ、モバイルが携帯電話の、クラウドがデータセンターの、ある意味では連続的な発展だったのに対して、ニューラル・ネットワークは、ほとんどの技術者にとって全く新しい技術です。そこには、技術的な「断絶」があります。 問題は明確です。我々は、来たるべきAI新時代に向けて、学ぶことから始めなければなりません。同時に、重要なことは、今後の10年を展望すれば、それはすべての技術者にとって必要な課題になるだろうだということです。   <何を学ぶべきか? 新年度のマルレクの概要を紹介します> では、ニューラル・ネットワークについて、何を学ぶことから始めるべきなのでしょう? 講演では、前回のマルレクの「ニューラル・ネットワーク入門」に続く、新年度からの次のようなマルレクの予定とその概要を示したいと思います。 ・「Deep Learningとそのフレームワーク」(4/4 at Google) ・「Convolutional Neural Network入門」(次回マルレク) ・「Recurrent Neural Network / LSTM入門」(次次回マルレク) ・「CNNとRNNの応用」(それ以降) <Project Araへの期待> 今回の講演には、もう一つのトピックがあります。それがProject Araです。 Project Araのコンセプトが発表されてから3年近くになりますが、いろいろな紆余曲折があって、まだ製品化のめどはたっていません。 ただ、今年のGoogle IOでは、新しい発表があると言われています。Project Araの製品化は、モバイルの新しい進化の道を示すものになると、僕は考えています。 今回の講演では、「ものづくり」の変化という観点から、あらためてProject Araを取り上げてみたいと思います。かつてProject Araの中心にいた、Paul Eremenkoのものづくりのビジョンを、彼のDARPA時代の仕事にさかのぼって紹介しようと思います。


コミュニティトラック

13:00
コミュニティトラック(4階 17406 T1)
Parse.comは終了してもmBaaSは終わりません!ニフティクラウド mobile backendの次の一手
中津川篤司
ニフティクラウド mobile backend エヴァンジェリスト

オープンソース・ソフトウェアを毎日紹介するブログMOONGIFT、およびスマートフォン/タブレット開発者およびデザイナー向けメディアMobile Touch 運営。B2B向けECシステム開発、 ネット専業広告代理店のシステム担当を経た後、独立。多数のWebサービスの企画、開発およびコンサルティングを行う。2013年より法人化。2014年04月より企業の外部開発者との繋がりをサポートするDevRel事業を開始。ニフティ株式会社のDevRelチームの一員として活動中。

【 講演内容 】
「Parse.comは大変なものを盗んでいきました。開発者の信頼です」。mBaaSはアプリ開発者の中で使われるようになっていますが、突然Parse.comがサービス終了をアナウンスしました。mBaaS自体の未来を怪しむ声も聞かれます。しかし開発者にとって使いやすいバックエンドサービスはアプリ開発を高速化したり、面倒な運用から解放される重要な存在です。この講演ではmBaaS自体の仕組みやParse.comと私たちのサービスとの違い、乗り換え時のTipsなどを紹介します。

13:15
コミュニティトラック(4階 17406 T1)
生体センサ等と動画の同期がもたらす近未来のスポーツ観戦
武藤 繁夫
日本Androidの会運営委員 /同メーリングリストモデレータリーダ/福祉部
【 講演内容 】
生体センサ、ペダリングモニタ、動画撮影を同時に閲覧できるシステムのプロトタイプをご紹介します。近未来のスポーツ観戦がどのようになるのかを御覧ください。

13:30
コミュニティトラック(4階 17406 T1)
ロボット部の作品、活動の紹介
清水素釘武
ロボット部(日本Androidの会 秋葉原支部) 部長
ロボットの意識について広く探究しています。

河野悦昌
ロボット部 副部長/日本Androidの会原子力部
秘密結社オープンフォース総統。物作りの挑戦者、「Raspberry Pi電子工作レシピ」の著者です。

【 講演内容 】
ロボット部メンバーが作成したロボット、電子工作、、ハードウェア、機械学習プログラムなどを紹介します。 技術分野としては、Raspberry Pi、Arduino、Bluetooth、Wi-Fi、強化学習、畳込みニューラルネットワーク等を予定しています。

14:00
コミュニティトラック(4階 17406 T1)
今年から常識になる、新しいモバイル Web アプリの作り方
浅井智也
Mozilla Japan モバイル&エコシステムマネージャ

学生時代に Firefox 1.0 から Mozilla 製品の日本語リリースを担当。インターネットをすべての人々の利益になる方向へ発展させる Mozilla の目標に共感して Mozilla Japan に参加。Web のエコシステム拡大のためパートナー企業との製品展開に努めるほか、夢を見せるエバンジェリストとして活動中。
最新の Web 技術がもたらす新しい世界とレッサーパンダの可愛さについて語らせると止まらない。

【 講演内容 】
昨年から Mozilla, Google, Opera などのブラウザベンダー各社が推奨し、今年から本格的に導入が可能なる新しいモバイルWebアプリ (Progressive Web Apps)の作り方について解説します。 従来のネイティブアプリや Cordova のようなフレームワークではなく純粋なWeb でありながら Android スマホへのインストール、オフラインやプュシュ通知などにも対応し、インストールも不要でネイティブアプリより多くのユーザ獲得が見込めるアプリの作り方をご紹介します。

15:00
コミュニティトラック(4階 17406 T1)
Androidアプリ実装アンチパターン
深見浩和
モケラボ株式会社 エンジニア/代表取締役

2013年までKii株式会社でスマホ向けSDK開発などを行った後、フリーランスとして独立。2015年にモケラボ株式会社を設立し、現在、Android/iOSアプリの受託開発やエンジニアのスキルアップ支援などを行っています。また、日本Androidの会メーリングリストでは技術的な質問に多く回答するなどの支援を行っています。

【 講演内容 】
「インターネットや書籍で見つけたコードをそのまま利用していたりしませんか?」 Androidアプリは、開発環境が無償で手に入り、Javaで開発します。そのため、プログラミングの経験があれば「それっぽく動く」アプリを開発し、マーケットにリリースすることは難しくありません。しかし、軽快に動作し、フリーズ(ANR)やクラッシュしないような「正しく動く」アプリを開発するには、Android SDKのしくみを正しく理解し、実装上やってはいけないこと(アンチパターン)を回避する必要があります。本講演では、Fragmentを中心に、「それっぽく動くが、やってはいけない」パターンと、その回避方法を紹介します。

15:15
コミュニティトラック(4階 17406 T1)
Android Wear アプリ開発入門
神原 健一
NTTソフトウェア株式会社テクニカルプロフェッショナル(Android)

iplatform.orgにて情報発信する傍ら、「セカイフォン」などを開発。Droidcon(London/Paris/Amsterdam/Madrid/Stockholm)、Developers Summit、Cloud Days等での講演、MWC(Barcelona)、CES(Las Vegas)、IFA(Berlin)でのプロダクト展示、書籍「Android Wearアプリ開発入門(技術評論社/単著)」、「Androidプログラミング入門改訂2版(アスキー/共著)」、「iPhone/Android通知機能プログラミング徹底ガイド(マイナビ/共著)」、「Android API プログラミング・リファレンス(マイナビ/共著)」、「Androidアプリテスト技法(秀和システム/共著)」、連載記事「Software Design / Android Wearアプリ開発」等の執筆活動も実施。
現在はモバイルだけでなく、ウェアラブルの世界にも取り組み、公私にわたって新しいテクノロジーの世界に没頭中。これらの活動がきっかけとなり、Google社開発者イベント、ラジオやテレビ番組に呼んでいただいたのは、貴重な思い出。
Twitter: @korodroid
Facebook: http://www.fb.com/kanbara.kenichi
Blog: http://blog.iplatform.org/

【 講演内容 】
「Android Wear」とは、スマートウォッチなどのウェアラブルデバイスを対象としたAndroidプラットフォームです。Android Wearを含めてウェアラブルデバイスは、ユーザが常に身につけているという大きな特徴を持っています。そのため、魅力的なウェアラブル向けアプリを開発すれば、スマホ以上にユーザに価値を提供できる可能性があります。本セッションではこの世界をさらに盛り上げていくべく、Android Wear向けアプリ開発に興味を持っていただけるような内容をお伝えします。 ・Android Wearの概要 ・Android Wearで実現できる世界 ・Android Wearのアプリ開発入門 ・Android Wearの最新動向 ※対象者 スマホやタブレット向けAndroidアプリ開発に関して入門レベル程度の経験があるのが望ましいです。Android Wearに関しては、未経験で構いません。

15:30
コミュニティトラック(4階 17406 T1)
User-Driven Android Device(UdAD:ユーダッド)の検討
大橋 正
アイリクト

人間と機械との協調をセマンテックウェブに繋がれたアンドロイドデバイスで行うシステムの実現を目指しています。

【 講演内容 】
今日の電子機器(デバイス)は仕様が最大機能(オーバ・スペック)になっており、ユーザが時として不要な機能又は操作の場合にも、ユーザは購入したデバイスに合わす、デバイス・オリエンテッド・システムとなり、使用しない機能に伴う、操作性の複雑さ、回路や部品のために消費電力の浪費や販売価格の高騰かを招いている。本来であれば最大機能をデバイスが持ち合わせていたとしても、ユーザが必要な時に必要な機能に限定するユーザ・ドリブン・デバイスはユーザが欲する機能を満たし、且つエネルギーの保全及び自然エネルギーの持続可能なIoTシステムを実現する上で重要である。以上の問題を解決するアーキテクチャを具備したAndroid システム(仮称:User Driven Android Device:UdADユーダッド)を提唱する。 上記問題の解決策として、ユーザの欲する機能を実現する部品をクラウドからLOD (Linked Open Data)を介して集め、ウェブ上でシステム・ジェネレーションを行い所与のデバイスのシステム構成をウェブで機械学習を行いながら形成し、所与のデバイスのシステム機能強化やシステム縮退をデバイスへ自動的に反映ならしめる手段を講ずる。この手段は強化コンピューティング・システム(Magnify Computing)または縮退コンピューティング・システム(Shrink Computing)のアーキテクチャを形成するものであり、 デバイス側にはシステム構成の柔軟性に富むFPGA(Field Programmable Gate Allay)を実装し、プロダクツの実行形式オブジェクトをダウンロード可能なウェブからのIoTへのユーザ・ドリブン・システム方式(UdAD)のアイデアを報告する。
【後日の講演配信は行いません。】

16:00
コミュニティトラック(4階 17406 T1)
オフグリッド測定スタンドと360°カメラの開発
河野悦昌
ロボット部 副部長/日本Androidの会原子力部
秘密結社オープンフォース総統。物作りの挑戦者、「Raspberry Pi電子工作レシピ」の著者です。

【 講演内容 】
太陽電池とバッテリで動作するモニタリングポスト。電源のないところで放射線や環境データを測定し、情報発信し、照明や充電電源を供給します。 今回これに360°カメラシステムを搭載。Androidとの連携のための開発ノウハウを公開します。

16:15
コミュニティトラック(4階 17406 T1)
ビーコンはこう置いてみては?
大西 建輔
東海大学・准教授

電気通信大学助手、東海大学講師を経て、現職。
専門は、データ構造(特に計算幾何)。近年、学生と共に、Android/iPhoneアプリの開発やIoT関係のアルゴリズムなども研究をおこなう。

【 講演内容 】
IoTでは欠かせない役割を持つビーコンですが、その設置場所はどう決めていますか? 本講演では、k-平均法を使ったシミュレーションでビーコンの配置と大まかな位置同定をおこなえる仕組みを説明します。また、この手法で実際に配置したビーコンの計測結果も示します。

16:30
コミュニティトラック(4階 17406 T1)
ロボットという新しい UX 体験。Pepper アプリ開発の可能性
河田 卓志
ソフトバンクロボティクス株式会社
【 講演内容 】
Pepperはロボットと人とのコミュニケーションという分野で最先端を突き進んでいます。講義ではこの最先端の技術を支える様々な機能と、その応用事例を紹介、またその開発環境を紹介し、開発者としてどのように Pepper に関わっていくことができるか案内します。 20の自由度を持ち、27のセンサーを持つ Pepper は、インターネットに常時接続し、音声合成、音声認識、顔認識など、人とのインタラクションに必要な機能へのアクセスをデベロッパーに開放しています。アイデア次第で広がるその可能性は無限大。 ぜひロボットという新しい UX の世界についてその可能性を一緒に考えてみましょう。
Pepper 開発環境:
・Pepper 登場以前から研究分野などで実績を持つロボットOS、NAOqi 搭載、そこには 1300を超える標準の API が用意されています。
・コレグラフというGUI開発ツールは、プログラミングの知識がない方でも簡単にアプリ開発ができる直感的な操作インターフェースを備えています。
・NAOqi SDK は Java、C++、Python と複数のプログラミング言語をサポート、また ROS などの他のロボット OS フレームワークを経由したアプリ開発もサポートしています。


ネットワークトラック

13:00
ネットワークトラック(4階 17410 T2)
Androidを中心に紐解くIoT
西谷圭介
アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社 ソリューションアーキテクト

SIerでインフラエンジニアおよびアプリケーションエンジニアとして金融系基幹システムの開発等に従事。その後、新規事業のサービス企画や開発を経てアマゾンウェブサービスジャパンへ。現在はAWSのソリューションアーキテクトとしてお客様向けに主にWebサービス系、モバイル系の技術支援をする一方でクラウドを活用した新しいアプリケーション・アーキテクチャやモバイル開発などに関してお伝えする活動を行っています。

【 講演内容 】
一言でIoTといっても様々な利用形態、目的や処理方法があります。本セッションではAmazonのIoTへの取り組みのご紹介、ならびにお客様のIoTシステムを支援するAmazon Web Services(AWS)のサービス紹介とAndroidに代表されるモバイルデバイスとの組み合わせ、アーキテクチャパターンについて説明しつつ、モバイルとIoTの組み合わせの重要性についてお話します。
【後日の講演配信は行いません。】

14:00
ネットワークトラック(4階 17410 T2)
モバイル通信をプログラマブルに活用IoT通信プラットフォーム”SORACOM”
江木典之
株式会社ソラコム グロースエンジニア

株式会社ソラコムのグロースエンジニアとして、プロジェクトマネージャ、技術営業、社内のプロセス作りなどを幅広く担当する。 2000年日本IBM入社。金融系システムのPMO、プロジェクトマネージャーを経験後、2009年よりIBM Rationalにて開発プロセス、ツールの技術営業、コンサルティング、導入支援に従事し、IBM Bluemixの技術営業部長を担当。2015年より現職。著書として『ディシプリンド・アジャイル・デリバリー日本語版 (翔泳社)』など。

【 講演内容 】
IoTに不可欠な「通信」。IoTが今あらためて話題になる背景には、クラウド、センシング、解析技術といった要素技術の成熟があります。一方で、インターネット接続、セキュリティ、端末認証等、IoT本格化にはまだ多数の障壁が存在します。それらの課題を解決する、2015年9月30日にリリースされたIoTプラットフォーム”SORACOM\\\" MVNOとしてデータ通信SIMを提供し、モバイル通信とクラウドを一貫して提供、ユーザーコンソールやAPIからプログラマブルに通信をコントロールできるSORACOMのサービスと事例をご紹介します。

15:00
ネットワークトラック(4階 17410 T2)
「病院で処方される医療アプリ開発・運営の世界 ~医療機器としてのPHR (Personal Health Record)の開発について~」
比木 武
株式会社ウェルビー 代表取締役

1996年、 同志社大学法学部卒業後、住友商事株式会社に入社。 米国ハイテクベンチャー企業の日本進出の共同事業を担当し、CATV業界を中心にシリコンバレーの企業の日本マーケット向け事業開発、商品開発、 プロモーションを行う。 同社退職し、2005年より米国ヴァージニア大学MBAに入学しMBA取得。2007年より、楽天株式会社にて、事業戦略や組織改革の業務に従事。 2008年に同社退社し、医療従事者向けのOnline Communityの立ち上げに参画。2011年よりWelbyを創業し共同代表に就任。

【 講演内容 】
モバイルや、IoTの発展により、医療現場でも患者個人によるPHR(Personal Health Record)管理が欧米から拡がってきています。 日本でも2011年から先進的な取り組みとして、医療機器として「糖尿病」「高血圧」「がん」「精神疾患」などの治療アプリの開発・運営を行ってきたWelbyの活動や、モバイルアプリ活用による治療効果としてのデータ、こうした治療スタイルが浸透している欧米事例との比較をご説明します。

16:00
ネットワークトラック(4階 17410 T2)
Linking - IoTの普及を目指したデバイス連携機能- / Linkingでの連携アプリ開発について / Linking対応デバイスについて
木南克規 / 三竹一馬 / 鈴木直康
木南克規 (株)NTTドコモ
三竹一馬 (株)ブリリアントサービス
鈴木直康(株)芳和システムデザイン

【 講演内容 】
Linking - IoTの普及を目指したデバイス連携機能-:木南克規
Linkingについて、提供目的、システム構成、提供IF概要、ユースケース例、展開方針等をご紹介いたします。

Linkingでの連携アプリ開発について:三竹一馬 (株)ブリリアントサービス 
「Linking」でのアプリ開発方法について、サンプルコードを交えながら紹介していきます。

Linking対応デバイスについて:鈴木直康(株)芳和システムデザイン
「Linking」には、アドバタイジングのビーコンと、ペアリングのデバイスがあります。これらの役割やユースケースについて、デバイスと合わせて紹介させて頂きます。


講演資料を読む

デザイン・デバイストラック

13:00
デザイン・デバイストラック(4階 17407 T3)
ProttとSketchとZeplinのススメ
山本麻美
株式会社グッドパッチ Prott UIデザイナー

1997年よりフリーランスのデザイナーとしてWebやケータイサイトの制作に携わる。 2010年、周囲のすすめによりモバイルアプリのデザインをはじめる。 Prottがリリースされた直後からヘビーユーザーとなり、Prott愛が高じてGoodpatchに入社。 主なアプリ制作実績 : Wishscope, トレタ, ビズリーチ

【 講演内容 】
Prott, Sketch, Zeplinという3つのツールを使いこなしてモバイルアプリデザイン作業を効率化し、Try and Errorにたくさん時間をついやそうではありませんかというお話。

14:00
デザイン・デバイストラック(4階 17407 T3)
モバイルアプリのUXとデザインスプリント
佐藤伸哉
POSSIBLE, Associate Creative Director、Google UX/UI Expert
【 講演内容 】
二部構成です。前半はモバイルアプリをデザインする際の注意点やUX原則について。後半は最近よく耳にするようになったGoogleのデザイン開発手法「デザインスプリント」について、考え方や進め方、実際にチームで導入する際の注意点などをGoogle認定スプリントマスターが解説します。
【講師プロフィール】
エクスペリエンスデザイナー。Web黎明期よりUXのスペシャリストとして大規模なサイト構築や企業のグローバル戦略を数多く手掛け、2012年に株式会社シークレットラボを設立。近年はモバイルプラットフォームのデザイン戦略やプロダクト開発に携わっている。現在、米クリエイティブエージェンシー POSSIBLEのLAオフィスに所属。株式会社シークレットラボ 代表取締役、Google UX/UI Expert。Google認定のスプリトマスターでもある。

15:00
デザイン・デバイストラック(4階 17407 T3)
OpenSoCAndroid WG設立と、日本製SoCボードBLEAD-AGEについて
鈴木 直康
株式会社芳和システムデザイン・エンベデッドシステム部 部長

JAG 鈴直

【 講演内容 】
OpenSoCAndroid WGの取組みついて、日本製SoCを使用した汎用ボードの概要と試作品デモ

16:00
デザイン・デバイストラック(4階 17407 T3)
ModuleハードウェアEcosystem
佐々木 陽
株式会社FaBo 代表取締役社長 、株式会社GClue 代表取締役社長

ハードウェアのイノベーション速度は、アプリのイノベーション速度に比べ圧倒的に遅れている。Moduleハードウェアエコシステムを作り出すことで、ハードウェアの抽象化レベルを上げ、ハードウェアのイノベーション速度を加速させることが可能である。Project AraやRePhoneなどのModuleハードウェアの様々な試みや、FaBoで日々おこなっているModuleハードウェアの開発に関して講演する。

【 講演内容 】
ハードウェアのイノベーション速度は、アプリのイノベーション速度に比べ圧倒的に遅れている。Moduleハードウェアエコシステムを作り出すことで、ハードウェアの抽象化レベルを上げ、ハードウェアのイノベーション速度を加速させることが可能である。Project AraやRePhoneなどのModuleハードウェアの様々な試みや、FaBoで日々おこなっているModuleハードウェアの開発に関して講演する。


アカデミック・セキュリティトラック

13:00
アカデミック・セキュリティトラック(4階 17408 T4)
beaconを使用した新しい鬼ごっこ
鈴木佳連
専修大学3年

13:15
アカデミック・セキュリティトラック(4階 17408 T4)
Wearの加速度センサでモーション識別
古川新
高校生(東海大学進学予定)

13:30
アカデミック・セキュリティトラック(4階 17408 T4)
「日本Androidの会 学生部」で初めて開発合宿をした成果
堀田ほつた
東海大学1年

14:00
アカデミック・セキュリティトラック(4階 17408 T4)
Android上での美術館と呼ばれる論理パズルの問題自動生成
太田会美
東海大学4年

14:15
アカデミック・セキュリティトラック(4階 17408 T4)
Lambdaと哲学
三上哲朗
首都大学東京4年

14:30
アカデミック・セキュリティトラック(4階 17408 T4)
モバイルセンシングに関する研究(機械学習)と,個人制作アプリの紹介
小西達也
東京大学大学院修士課程1年

15:00
アカデミック・セキュリティトラック(4階 17408 T4)
Androidセキュア開発について考えてみた
鈴木研吾
マネーフォワード エンジニア

【 講演内容 】
Androidのセキュアな開発において、各開発段階で考慮すべき点について紹介してみようと思います。

16:00
アカデミック・セキュリティトラック(4階 17408 T4)
【MCPC Award2015受賞】200万個のBeaconデバイスを自由に使えるIoT社会を目指す新プラットフォームBeacon Bank 〜全体像・使い方・分析例を大公開〜
内山英俊
株式会社unerry 代表取締役CEO

90年代後半に米国ミシガン大学付属研究所でデータマイニングを研究する傍ら、MetRover.comを共同設立し、世界初のスマートフォンサービス開発の技術責任者を担当。2000年から外資系経営コンサルティング会社PricewaterhouseCoopers、A.T. Kearneyにてハイテク・金融業界の新規事業コンサルティング、および企業再生を担当。2005年から株式会社サイバードにて公式モバイルコンテンツ事業部部長(売上90億円)として、100以上のモバイルコンテンツ立ち上げ・改善を実施。2008年に株式会社ANALOGTWELVEを共同創業し、携帯キャリア・ブランド企業などとO2O/オムニチャネル市場を牽引し、各種アプリ関連のアワードを受賞。そのノウハウをより特化していくため、モバイルを活用したIoT広告・分析企業として株式会社unerryを2015年に創業。創業直後にMCPC Award 2015を受賞し、業界から注目を浴びている。グロービス経営大学院 准教授 (ネットビジネス戦略、テクノベート担当)日経BP各誌、CNET Japan、日経新聞寄稿多数 宣伝会議、日経BP主催会議、CEATEC、各種企業での講演多数

【 講演内容 】
2013年9月にiBeaconが登場して以降、多くの企業が実証実験や本格導入を行っていますが、成功につながっている例は多くありません。 その大きな原因は、企業が自社アプリでアプローチできるユーザーに対して、自社の店舗で展開できるレベルのO2O施策に留まっているためです。 Beacon Bankは各社が設置したBeaconを相互利用可能にすることで、商圏全体を対象としたきめ細やかなエリアマーケティングを実現させるプラットフォームです。 ビーコンアプリのSDKを提供する他、ビーコン管理や位置情報連動のクーポン配信、高度なログ分析などの機能を無償から提供することで、ビーコンサービスの開発・拡大を支援しています。 この200万個のビーコンを共通インフラ化する取り組みは、次世代IoTプラットフォームとして、MCPC Awardや他ビジネスコンテストで受賞を続けるなど、大きな注目を浴びています。 本講演では、このプラットフォーム実現のキーとなる技術、その利用方法、エリアマーケティングにおける分析例を紹介し、Beaconを持っていなくてもBeacon対応アプリを今すぐ展開できる方法をお伝えします。


LT大会

17:00
LT大会(本多記念国際会議場 T0)
ABC☆春の大LT祭り☆
河田 卓志
ソフトバンクロボティクス株式会社
【 講演内容 】
またまたやってきましたABC! 火事と喧嘩は江戸の華! 5分のLTはイベントの華!ということで、ABCを締めくくる一大イベントとして、今回も最後のトラックにてLT大会を行います☆
アクセルベタ踏み全開(全壊?)で気合入れて、盛り上げます!!

※持ち時間は 5分

【LT登壇者/テーマ】
登壇者1/テーマ1
登壇者2/テーマ2
登壇者3/テーマ3
登壇者4/テーマ4
登壇者5/テーマ5
登壇者6/テーマ6
登壇者7/テーマ7
登壇者8/テーマ8
登壇者9/テーマ9
登壇者10/テーマ10
登壇者11/テーマ11
登壇者12/テーマ12
登壇者13/テーマ13
登壇者14/テーマ14
登壇者15/テーマ15
登壇者16/テーマ16
登壇者17/テーマ17
登壇者18/テーマ18
登壇者19/テーマ19
登壇者20/テーマ20


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