坂本九さんの駅前歌碑 [川崎ってどんなところ6.1]

「上を向いて歩こう」の坂本九さん、ご存知ですか?

坂本九さんは1941年川崎市川崎区生まれであり、「上を向いて歩こう」は京浜急行電鉄・京急川崎駅の駅メロディ(列車到着案内メロディ)として使用されています。それだけ川崎市と縁が深いということで、JR川崎駅東口(地上のガラス張り太陽光発電バネル付き大屋根の、川崎アゼリア正面入り口から南側、タクシーロータリーの間)に「上を向いて歩こう」坂本九さんの歌碑が2015年4月に設置されました。

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あの御巣鷹の尾根の事故から30年(ほぼ同時期発生の長野市地附山地すべりも30年経過)。歴史にはIFはありません。安全には絶対はありません。生死を分ける要因は明確なものではありません。もし、坂本九さんが存命であれば、東日本震災を経た日本、川崎市の変貌、音楽界の変化、メディアの変化、科学技術のめまぐるしい革新について、どう驚きそして考えるのでしょうか。

ちなみに、日本コロムビアのレコード生産を行っていた川崎工場のあった、京急大師線の港町駅(旧称・コロムビア前駅)には、駅メロディとして美空ひばりさんの『港町十三番地』が導入され、駅前には同氏・同曲の歌碑(音声再生機能付き)があるそうです。