2016年11月19日(土) に柏の葉キャンパスで開催されるABC 2016 Autumnの参加申し込みを開始しました!
ぜひみなさまのご参加をお待ちしております!
下記リンクよりお申し込みください。
ABC終了後には懇親会も開催されますのでぜひご参加ください!懇親会の申し込みはこちら
LTに参加しませんか?
ABCの最後に行われる恒例のLT大会。LTに登壇していただける方を募集しています。ぜひエントリーを!
ABC参加者の皆さん、講演者、スタッフとの交流や情報交換に活用していただくための懇親会を開催します。
ABC恒例の賛助会員企業様による素敵なノベルティグッズのプレゼントも予定しております。奮ってご参加ください!
Androidはいまや全世界の8割を超えるスマートフォンプラットフォームとなり、モバイルに関する技術は、例外なくAndroidを巻き込んで発展しています。そして常に新しい技術がAndroid上で花開き、そこで電子生活の文化を生み出し、そして新しい開発者を生み出しています。そういう意味でAndroidは次世代に続く技術、文化、人材の卵を温める孵化装置と言えます。
そのAndroidも登場からなんと来年で10年目を迎えます。その10年一昔を経たAndroidが、次の10年に向けて、今どのような卵を温めているのか、来年は何の卵をかえそうとしているのか、今ある孵化の鼓動を一堂にあつめ、そこから見えるミライをできるだけ多くの方と共感したいと思います。そこから我々のミライを作り出すイベントとしてABC2016Aを開催します。 前回のABCでは、IoTとディープラーニングを始めとする機械学習に焦点にあてました。
「人類の機能拡張」を構成する、感覚器、神経回路、脳、筋肉としたうえで、五感の感覚器たるセンサー、それを集める神経回路たるAndroidスマートフォンと無線通信ネットワーク(BT、5G、LPWA)、筋肉たるロボットに、これらの脳たるクラウドと、そこで行われる思考たるディープラーニングを用いたAI、これらの体系的なシステムとしての進化と、その現在の状況を、居合わせた皆様と共に体感しました。現在もこの進化はますます加速しており、現在最大の卵となっています。他にも多くのAndroidの変化が起きつつあり、様々な卵の鼓動技聞こえています。
VRの鼓動からはDaydreamが出現し、Web技術の鼓動からはBlinkが産まれ、3Dスキャニング技術からはProject Tangoが起き上がり、開発言語もJava一辺倒からKotlinやGo言語などが話題になり、ビーコンフォーマットのEddystoneを用いた近接通信サービスNearbyも近接通信サービスの鼓動です。何よりもAndroid誕生当初から活用を謳われていたGPSを始めとする位置情報技術は長き時間を経て、ポケモンGOとして大いに孵化したのも記憶に新しいところでしょう(そして孵化装置、インキュベーターの言葉はポケモンGOの中で出てくる言葉です)。
このようなに鼓動の聞こえる最新技術動向を、いち早くアプリから触れる事こそAndroid開発のメリットであり、アプリ開発の魅力となっています。また、Androidアプリは、スマートフォンに限らないマルチデバイス上でも動作できる特徴があり、今やタブレット、スマートウオッチのAndroid Wear、車載機のAndroid Auto、テレビのAndroid TV、モバイルVR、ARグラスなど、まだまだ広がる鼓動を見せています。Android開発者からすると未知のデバイスでも、自ら制御できるのですから、ワクワクが止まらないでしょう。そして何より、Androidの普及により自分の手にしているデバイスで、自分で開発したアプリを動かせる快感は、何物にも代えがたいものがあります。 また、モノづくりの民主化により、多くの小型コンピューターボードが世の中にあふれ、また自ら回路基板開発を行えるようになり、さまざまなAndroidが搭載されたデバイスが作り出されています。コミュニティーを含めて、各々が手を動かした「モノづくり」が促進されています。 このような環境がそろった今こそ、多くの方にAndroidの開発をチャレンジしてもらいたいと思っています。それは、まさにミライを作り出す人材の孵化装置としてのAndroidであり、日本Androidの会の役割の一つだと思っています。
今回のAndroid Bazaar and Conference2016 Autumnでは、孵化装置たるAndroidが温めている卵の鼓動を集めて、次の10年間で孵化しそうな「ワクワクするような技術」を見つけて、それに向けて作り始めようとする仲間が集う場を、ここ、ベンチャー企業と共創する柏の葉キャンパスで31VENTURES(三井不動産)とともに開催したいと思います。
ABC 2016 Autumn 実行委員長 嶋 是一
丸山不二夫
マルレク+MaruLabo 代表/特定非営利活動法人 日本Androidの会 名誉会長
現在のIT技術の共通のプラットフォームは、モバイルとクラウドです。講演では、まず、モバイルとクラウドの世界のこの間の変化を、ネットワーク技術とハードウェア技術の両面で概観します。ついで、新しい動きとして、AI、特にディープラーニング技術が、モバイルとクラウドの双方に与える影響を考察します。同時に、そこで要求されるGPU等のハードウェア技術が、基本的には、3DのVR技術に必要とされるものと、共通であることを述べたいと思います。
谷脇 康彦
総務省情報通信国際戦略局長
データを活用した社会課題の解決が重要課題となってきている。 ビッグデータを活用するためのIoTやAIに活用、ベンチャー支援の 取り組みを含め、データ主導社会の実現に向けた様々な動向について紹介する。
豪華講演者の方々によるスペシャルセッションが盛りだくさん!
2016年11月19日(土)会場
柏の葉カンファレンスセンター
柏の葉オープンイノベーションラボ (KOIL)