外観だけでなく内部もすごいウェアハウス川崎 [川崎ってどんなところ6.3]

京急川崎駅または、JR川崎駅から横浜方向へ進む電車の車窓を眺めると(京急線からは山側の東側、JR線からは海側の西側)、市電通り沿いに古ぼけたいような外観の大きな建物があります。JR線からでは、(DENON、マランツの文字が見える)ディーアンドエムホールディングスの本社の奥に見える建物です。

この建物が、大型アミューズメント店(いわゆるゲームセンター)のウェアハウス川崎店です。以前、テレビ東京・L4 YOU!でもちょっと取り上げられたり、ごく最近ヤフーニュースでも取り上げられていました。

アーケードゲーム、プライズゲーム、メダルゲームだけでなく、ダーツ、ビリヤードもできる、さらには、川崎店だけに設置のネットカフェ・複合カフェもあるという、総合アミューズメント店です。

ウェアハウス各店とも独特のコンセプトとイメージで展開しているのですが、ここ川崎店は「電脳九龍城」のコンセプトで、今は一掃された香港九龍城のような建物外観と1F入口と2F、2-3F吹き抜け部分はエイジング加工された独特の旧びた内装がされています。3~5Fも独特な内装となっていますし、外光取り入れは一切なく、照明は暗めです。

ウェアハウスの経営方針として、ゲーム機器は買い取り所有で展開を基本としているので、人気ゲーム1種類あたりの台数が多いことに驚かされる他に、川崎店には懐かしのレトロゲームフロアがあったりします。

ただ、注意したい点がいくつかあります。まず、大人の娯楽空間であるということで18歳未満の方は入店できません。また、大人数のグループで騒ぎまくるのも禁止のようです。店内での撮影も禁止されています(予め許可を撮ってミュージックビデオなどのロケーションもされていたようです)。最も注意したいのは、心臓の弱い人は市電通り側の正面入口ではなく、駐車場・大型貨物エレベーター側の入口から入店したほうがよいでしょう……。それから、駐車場、自転車駐輪場、バイク駐車スペースは平日の夕方以降と土曜休日は満車が確実です。自動車用の機械式立体駐車場併設なのですが、それでも駐車場は満車になりやすいです。

蛇足、このウェアハウス川崎店、一度行くと各階は天井が高く、1Fは駐車場がメイン、2F以上は柱の少ない広い空間があるという、特殊な建物構造だと気づくのですが、実はここ、コジマNew川崎店の跡地だったのです。そう思うと、建物構造に名残があるのは納得ですよね。