ABC2016S速報 – 第9弾 : 200万個のBeaconデバイスを自由に使えるIoT社会を目指す新プラットフォーム

皆さん,こんばんわ

ABC2016Spring実行委員長の石塚です.
さて,ABC2016Spring速報第9弾は,株式会社unerryの内山さんによる講演のご紹介です.

https://www.android-group.jp/event/event44.html

センサとクラウドを繋ぐ通信インフラも重要ですけど、、、センサとスマホを繋ぐ通信プラットフォームも重要ですよね.日本Androidの会では,OBFT(http://openbeacon.android-group.jp/)始めとしてBLEの可能性について2013年から勉強会を始めていました.
その中で,内山さんはPublicに設置されたBeaconを皆で使おうよというコンセプトを打ち出されています.とってもユニークで未来のある事業です.

3月12日(土) 15時〜16時 青山学院大学 17号館 4階 17410 ネットワークトラック

<講演題目>
【MCPC Award2015受賞】200万個のBeaconデバイスを自由に使えるIoT社会を目指す新プラットフォームBeacon Bank 〜全体像・使い方・分析例を大公開〜

<講師>
内山英俊氏
株式会社unerry 代表取締役CEO

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<講演概要>
2013年9月にiBeaconが登場して以降、多くの企業が実証実験や本格導入を行っていますが、成功につながっている例は多くありません。
その大きな原因は、企業が自社アプリでアプローチできるユーザーに対して、自社の店舗で展開できるレベルのO2O施策に留まっているためです。
Beacon Bankは各社が設置したBeaconを相互利用可能にすることで、商圏全体を対象としたきめ細やかなエリアマーケティングを実現させるプラットフォームです。
ビーコンアプリのSDKを提供する他、ビーコン管理や位置情報連動のクーポン配信、高度なログ分析などの機能を無償から提供することで、ビーコンサービスの開発・拡大を支援しています。
この200万個のビーコンを共通インフラ化する取り組みは、次世代IoTプラットフォームとして、MCPC Awardや他ビジネスコンテストで受賞を続けるなど、大きな注目を浴びています。
本講演では、このプラットフォーム実現のキーとなる技術、その利用方法、エリアマーケティングにおける分析例を紹介し、Beaconを持っていなくてもBeacon対応アプリを今すぐ展開できる方法をお伝えします。

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日本Androidの会でもOpen Beacon Feild Trial(http://openbeacon.android-group.jp/)として設置したBeaconをみんなで一緒に実験として使おうよというコンセプトのもと活動してきたので,ビジネスとしてこうしたPublicなBeaconの共有という事業が出てきて感慨深いです.
このプラットフォームができると我々エンジニアももっと気軽にBLE遊びができるようになりますよね!
BLE対応Androidの徐々に増えてきてますしぃ

https://www.android-group.jp/event/event44.html

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